皆さんは普段からアウトプットしていますか?
仕事ができる人や、生産性の高い人は皆アウトプットが重要と言います。
先日こういうツイートをしました。
今回の記事では、このツイート内容について解説していきます。
アウトプットとは
アウトプットとはそのままの意味だと、「出力」と言う意味です。
最近こういうことがありませんか?
- 聞いたことが頭に入ってこない
- 勉強はしてるのに全然記憶に残っていない
- 教えられたことが覚えられない
このような問題は、アウトプットを習慣にすることで解消できる可能性があります。
少し考えて欲しいのですが、最近、不特定多数の人に向けて、文章を書いたり、説明したり、スピーチしたりしてますか?
私の場合は、Twitterで発信するまで、そのような機会はありませんでした。
実は、普通に生活を送っているとアウトプットする機会はほとんどありません。
社会人の平均勉強時間が6分という話があります。
その数字が示すとおり、勉強してその成果を発表する機会は、大人になると普通はほとんどありません。
そして、自発的にアウトプットをしないとアウトプット不足になっている可能性があります。
日本人は基本的に普段の生活ではアウトプット不足になる
受験勉強の頃を思い出して欲しいのですが、基本的に勉強する時って、誰かから講義を受けて勉強しますよね。
つまり、勉強=インプット、というイメージになってしまっているために、
私たちが新しいことを学ぼうとするときはインプット重視になりがちです。
インプットとは「入力」のことです。
誰かから
- 講義形式で教わったり
- 本を読んだり
- 音声を聞いたり
そのようなことがインプットに当たります。
情報を取り込むことですね。
実は、
インプットはアウトプットに比べて学習定着率が低い
と言う研究があります。
学習ピラミッドと呼ばれるもので、これによると学習定着率が、
アウトプット(グループ討論、自ら体験、他人に教える)に比べて、
インプット(講義、読書、視聴覚)は非常に低い結果になっています。
つまり、インプットだけをしていると学習効率は非常に低いのです。
また、当たり前ですが、アウトプットをしないと、
頭の中の知識だけで終わってしまい自分の周りに変化を起こすことができません。
学校教育ではあまり重視されていなかったアウトプットは、実は非常に重要なのです。
アウトプットのメリットについて
ここからはアウトプットのメリットについて話していきます。
成長が早い
アウトプットをしているとどうしても失敗することが多くなりますが、その分改善するチャンスも多くなります。
そのため成長がめちゃくちゃ速くなります。
習うより慣れろですね。すごい速さでPDCAサイクルが回るので改善スピートが早いです。
Twitterなんかでも、ひとまず発信してみると気づくことが多いです。
新しい挑戦を恐れずに、どんどんアウトプットすると成長のスピードが速くなります。
覚えるスピードが速くなる
さっきもお伝えしたようにアウトプットすると記憶に定着して学習効率が上がります。
ただ暗記するよりも、声に出したりすると定着力定着率が上がるのでぜひお勧めです。
「単純な講義」に比べて「人に教え」れば、学習定着率が18倍!にもなります。
これを使わない手はありません。
自分の成長とファン獲得、一石二鳥でできる
もう一つは、本で読んだ内容をTwitterなどでアウトプットすると、
- 自分にとって知識の定着になる
- 他者に情報提供もできる
ので一石二鳥です。
インプットしたものをそのままアウトプットもしくは、
自分の知識をそのままでもアウトプットすることで、
自分と同じ価値観の人が集まってきます。
アウトプットすることで、また自分自身も発信することが上手くなっていきます。
アウトプットをガンガンしていって、成長速度を早めてファンをたくさん獲得していきましょう。
やりがいが生まれる
何か自分の作品を世に出すのは不安でもありますが、楽しさでもあります。
アウトプットしたものは自分の作品なので、やりがいを見出していけば、
人生もどんどん充実したものになります。
具体的なアウトプット方法について
仕事や副業において
仕事や副業におけるアウトプットとしては、
- 資料作成
- メモ書き
- マインドマップ作成
などがあります。
資料作成やメモ書きは重要である事は知っている人は多いと思います。
メモについてはオススメの本があります。
外資系投資銀行で海外勤務もされたことがある前田裕二さんの著書です。
ただの事実の記述のみならず、知的生産まで結びつけるメモのテクニックが書いています。
単純なアウトプットではなく、一歩上のアウトプットをしたい人はおすすめです😌
マインドマップは非常に頭の中を整理する上で有効な手段です。
マインドマップは、ごちゃごちゃした思考をスッキリさせるのに非常にオススメなのでぜひ使ってみてください。
勉強において
勉強において、アウトプットは非常に重要です。
メモの魔力に通じる部分もあるのですが、何か新しいことを勉強するとき私の場合は、
- 重要だと思った概念
- 絶対外せない概念
は絶対に忘れないようにノートを取ります。
数学だったら公式だし、
英語だったら単語のコアになる意味、
Twitterだったら人の役にたつ情報、
のようにその対象を理解する上で重要な概念をまず抑えます。
そうすれば、記憶の省エネになりますし、何でも効率的に身につけることが出来ます。
また、人に教えると、自分が十分に理解していなかった部分が明らかになるので理解度が大幅に高まります。
人から感謝もされますし、何かを学んだら人に伝えてみて、
理解してもらえるかどうか挑戦してみるのもアリですね。
人に教えると言うのは、ある程度自分が先輩になったりとかすると頻繁にやるようになります。
若いうちから、なるべくたくさん人に伝えて自分のためになるように勉強できればそれが最高ですね。
語学においては、英語を勉強するときに、私は必ず
音読もしくはシャドーイングをするようにしています。
それは自分の体感的にも、声に出してアウトプットした方が記憶に圧倒的に定着するということがわかっているからです。
書くのは結構大変なのですが、声に出すのはそんなに大変ではありません。
その割にたくさん記憶に残っているので、語学を学習するときに声に出すと言うのは非常にコスパが良い学習方法になります。
非常にオススメです。
読書内容の発信
読書したものは、SNSで発信するのを非常にお勧めしています。
さっきも述べたように、SNSで発信することにより成長にもつながるし、ファンを作ることにもつながります。
やらない理由はないです。
ぜひやりましょう。
アウトプットのおすすめ本
アウトプット大全
名前のとおりですね。アウトプットの重要性はこの本から学びました。今では、インプット1割、アウトプット9割ぐらいの勢いで行動しています。
インプット大全
この本の中にも、アウトプット前提でインプットすることの重要性が語られています。
アウトプットとインプットは結局のところ不可分なので、アウトプットを意識した効率的なインプット法について書かれています。
名前はインプット大全ですが、いかに効率的に記憶に残すか、学習の効率を上げるかと言う点でこの本も非常にお勧めです。
一分で話せ
いかに伝わるプレゼンをするか、伝わる、伝える技術について書かれた本です。
人に伝えるのが苦手、という人に非常におすすめです。
まとめ
インプットもアウトプットもめっちゃ重要です。
アウトプットを意識したインプットをすることで学習効率を高めることができますし、
人に教えることで人の為にもなるし自分の成長にもつながります。
学校の勉強では、インプット重視の教育をしていますが、アウトプットも同様、もしくはそれ以上に重要です。
ぜひ意識して、たくさんアウトプットするようにしていきましょう。
ではでは〜
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